インプラントオペ時に使用する骨

当院ではインプラントオペ時に使用する骨は人工骨β-TCPを使用しております。

何故か?

インプラント手術時、患者様の骨がたっぷり幅も高さもある場合を除き、骨が足りない場合があります。そういう場合に骨補填材を使用するのですが、この骨補填材にはいろいろなものがあります。
自家骨(患者自身の骨)、牛の骨、凍結脱灰乾燥骨(滅菌された他人の人骨)、人工骨などです。
自家骨が一番いいといわれる方もいらっしゃいますが、採取するために患者負担が大きく入院が必要だったり、大きく腫れたりします。
牛の骨は、狂牛病の問題もありますし、なかなか患者様もいやがられます。
まして、他人の骨など日本人の感覚では受け入れがたいと思います。

まず、私が患者だったら何を使用したいかと考えると、やはり人工骨です。当院ではまず自分が患者だったら何を選択するかを基準にしてその方法を患者様にお勧めします。

当院で使用している人工骨は、時間がたつと吸収していくβ-TCPです。商品名BioResorbといい、吸収性の顆粒物質で、高度な相互結合多孔性を有する純相β型第3リン酸カルシウムです。

少々専門的になりますが、カルシウムとリン酸の原子比は1.5であり、これは、天然骨の原子比1.6と類似しています。BioResorbはその特殊な焼結状態により、カルシウムとリン酸への物理的溶解と、細胞攻撃による人体に影響のない大きさへの分解が平行して進行し、合併症のない、円滑な生体吸収が達成されるという特性を持っているのです。

BioResorbの溶液は、主に組織液の成分(カルシウムイオン、リン酸イオン)になり、その生理学的分散は生体吸収過程の範囲内です。また大きな特徴として、新らたに骨ができるにつれて、BioResorbは分解されていきます。つまりBioResorbが吸収するにつれ、新生骨と同時にできてくるのです。すばらしいですね。

臨床成績も自家骨とβ-TCPを比べても差がないという結果が出ています。そしたらやはりβ-TCPの使用が第一選択と考えられます。これが当院で人工骨β-TCPを使用している理由です。

▲このページのTOPへ

インプラントを考えるなら長崎県諫早市のふじた歯科