何故CTを導入したのか?

当院がCTを導入した理由。そしてこれから

 

ふじた歯科では平成22年の3月に歯科用CTを導入いたしました。長崎県諫早市の歯科医院でCTファインキューブを導入したのは初めてではないでしょうか?かなり高価な精密機器(正直マンションが買えます)ですので、かなり導入に迷い、思いついてから購入までに2年間くらい費やしました。その間、かなり悩んでいたんですね。

 

私がインプラント治療を始めたのは今から15年くらい前にさかのぼります。その頃はまだ歯科用のレントゲン写真と、横長のパノラマレントゲン写真、それと患者さんの模型を使ってインプラント前の診断をして手術をしていました。そうすると実際に手術を始めて歯肉を開けてみて初めて実際の骨の厚みなどがわかります。ですから術前の想像以上に骨がやせて薄いためインプラント手術自体を断念する場合もありました。

 

また、横長のパノラマ写真で骨の高さを調べるのですが、実際は拡大されており、本来の実寸の長さではなく誤差が生じてきます。そのためレントゲン拡大率などの修正計算をして骨長を図りインプラント手術をしていたのです。当院ではインプラントオペでの失敗例はありませんが、初期のころのインプラントはこうして不確実な情報をもとにオペをしていたことになります。今思えば怖いですね。

 

こういうことも含めて、本格的にインプラント治療を始めた10年くらい前からは、ほとんどの患者さんにCTを取って術前の検査をしっかりするようになったのです。ただ、CTは近隣の医科の病院に依頼して、CTデーターを当院に送っていただいて、なおかつそのデーターをデーター分析の会社に送って、それをまた受け取るという、今考えるとものすごく時間のかかるやり方をしていました。

 

それを2年くらい続けたのですが、データー処理会社によって、うまくデーター処理してくれない症例が出てきました。データー処理を自分でやらないといけないと思いましたね。そうして世界的シェアーの高いコンピューターシュミレーションソフトである『シンプラントPRO』を導入しました。これもコストはかかりました(自動車1台分)が、いつでも好きな時にデーター分析ができること、これまでと比較にならないほどきれいな画像ができること。そしてなおかつPC上で事前に疑似オペができるという利点がありました。

 

その後、副鼻腔挙上手術や痩せた骨にインプラントを入れるなどの難症例が増えるにつれ、これまで以上に術前のCT撮影だけでなく、術中にCTを取りたい症例が出てきました。そうするとソケットリフト時に副鼻腔粘膜が破れてないかとか、骨が十分広がっているかとか、またインプラントの方向が正しいかどうかとか一目でわかりますので、患者様にとっても私たちにとっても安全にオペができるのです。

 

こういう理由でCTを導入しましたが、今は本当に導入して良かったと思います。何故ならインプラント症例だけでなく、いろいろな症例に効果的だからです。歯周病の患者さん、虫歯の患者さん。顎関節症の患者さん。副鼻腔炎の患者さんなど。今までのレントゲンではわからなかったことがCT撮影で詳しく分かります。今までなら想像でしかなかったことをしっかり診断できます。こんなに情報量が多いものだとは思いもしませんでした。

的確な診断で治療に大いに役立っています。

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