骨粗鬆症とインプラント その2

長崎諫早インプラント相談室です。最近骨粗鬆症の患者さんが増えてきました。

しかし骨粗鬆症の患者さんはインプラント治療時に注意が必要です。

 

BH(ビスホスフォネート)製剤(以下BH製剤)を服用している方はインプラント治療だけでなく、一般的な口の中の外科的な処置にも留意が必要です。BH製剤を服用している患者さんのビスホスホネート系薬剤関連顎骨壊死(=BRONJ)が増加しているからです。

 

骨は毎日吸収と添加を繰り返していることは前回説明しました。

骨の添加より吸収が多くなった時の病態が骨粗鬆症です。この時によく使用されるのがBH製剤。

 

このお薬の特徴を説明しましょう。

ビスホスフォネートは、破骨細胞を抑制し、骨代謝を止めて(骨密度)を減らさないようにする薬物です。破骨細胞が抑制されれば、結果的に、骨芽細胞も抑制されるので、古くなった骨も破壊されないが、新しい骨も作られないこととなります。

したがって、ビスホスフォネートを使用し続けると、体内には古い骨ばかりが増えていき、骨質が低下し、骨折リスクが高まります。また、ビスホスフォネートは免疫を抑制する薬物であるため、白血球の機能を低下させるリスクが上昇するとも言われています。

 

残念ながら骨粗鬆症の予防と称して同薬物の処方が盛んに行われているようです。ですから歯科においても抜歯が必要な時にBRONJの危険性があるのでBH製剤の休薬など、リスクについての説明などをしっかりする必要があります。またBRONJの問題だけでなく、将来の顎骨の脆弱化や発がんなどの多種の問題にも備えておかなければならないと思われます。

 

歯科医師は顎骨と口腔の健康を守るために、同薬物の使用よりももっと安全な方法で骨強度を守る方法があることを患者にアドバイスする責任もあるかと思われます。

 

具体的には、他の機会に譲りますが、食事指導、ホルモン総合検査とナチュラルホルモン補充、酸化と糖化のコントロール、効果的なビタミンDなどのサプリメント投与と点滴療法などがあると思われます。

骨粗鬆症とインプラント 1

インプラント治療の時、患者さん骨密度は非常に重要な要因となります。たとえば骨粗鬆症という病気は骨がスカスカになる病気で、インプラント治療の適応とは言いにくくなります。

ここで骨粗鬆症について少し記載しましょう。   

 骨強度は骨量と骨質によって決まります。 骨量とはカルシウム結晶の密度:骨密度でわかる部分 骨質とはコラーゲン架橋の強さ:骨密度ではわからない部分です。 ビルに例えると、骨量はコンクリート。骨質は鉄筋に当たります。   ここで、骨の代謝について書きます。

骨の代謝とは、古くなった骨を破骨細胞が見つけ出し破壊します。その結果、その構成成分であるカルシウムやコラーゲンが血中に溶けだし、その刺激を受けた骨芽細胞が破壊された部分に集まってコラーゲンを分泌してこれにカルシウム結晶が沈着することで新しい骨を作るという一連の流れのことです。これは骨のリモデリングとも言います。   

骨粗しょう症とは、この骨代謝において、破骨細胞が骨を破壊する量の方が、骨芽細胞が新しい骨を作る量よりも大きい状態であり、結果的に骨が破壊されるばかりで、新しい骨ができないので骨量が低下し、スカスカになる疾患です。  

発症リスクとしては、コルチゾール、血糖値、甲状腺ホルモン、卵胞刺激ホルモンなどの高値、エストロゲン、テストステロン、ビタミンD3,ビタミンCなどの低値が挙げられています。   

強い骨を維持するためには、骨粗しょう症の発症リスクをコントロールして骨量を維持するとともに、骨量を低下させない取り組みが重要ですし、高血糖や酸化ストレスがAGEs(糖化終末産物)を上昇させ、コラーゲン架橋を劣化させることがわかっています。ですから骨質糖化のコントロールが重要ともいえます。

ICOI 日本学術大会

長崎県 諫早市の ふじた歯科 院長の 藤田です。

8月1日2日と2015年ICOI日本学術大会に出席しました。

ICOI(International Congress of Oral Implantologists)は世界中に支部をもつ国際的な口腔インプラント学会で、世界最大規模のインプラント学術団体です。

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8月1日(土)はふじた歯科のサマーフェスタの開催日でしたが、蒲生副院長をはじめ優秀なスタッフにお任せして、私は診療後すぐに、車を走らせ福岡国際会議場に到着です。(本当に当院のスタッフには感謝しています)

 

今回は福岡歯科大学の城戸教授が大会長をされており、講師の先生方も矢島教授、夏堀先生、河原先生、吉成先生、堀内先生、中田先生、海外からもGil Asafrana(イスラエル)先生、Fernando Rojas Vizcaya(スペイン)先生など、そうそうたるメンバーでした。骨や歯肉の造成、形成など参考にする内容ばかりでした。

外も真夏日でカッと照り付けておりましたが、会場内も熱気むんむんの内容でした。

 

全国から集まった旧知の先生方と情報交換したり、現状報告したり非常に有意義な学会でした。私も、これからもますますインプラント治療を頑張ろうと決意した次第です。

 

   歯科:長崎でインプラントに取り組むふじた歯科

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インプラントと費用

インプラントと費用

 

長崎県諫早市 多良見町 ふじた歯科のインプラントの費用は、上にかぶせる歯も含めて32万円(消費税別)から となっております。当然かぶせる歯がより高級なもの(セラミック、ジルコニア、ジルコニア焼き付けポーセレンなど)になるほど、それ以上に高くなります。

 

ところで巷に、1本15万円などという格安インプラントなるものがありまして、どうしてふじた歯科のインプラント代金が高いのかと疑問を言われる方もおられます。

ここで、強調したいのは、当院のインプラントの治療費は高くはありません。標準です。

これが1本60万円とか100万円とかになりますと、高いといえますが、当院の値段は本当に標準で妥当な値段です。

 

私は、その格安インプラントが、何故その値段でできるのか不思議でなりません。

品質が良い材料を使い、正しく滅菌消毒を行い、適当と思われる場所でまっとうな手術をして、より精密に歯茎と適合させた歯を作って、それ以降も一定期間保障する治療なのですから、安くできるはずはないはずなのです。

 

でも、ここで何かを省いたらどうでしょうか?できるかもしれません。

 

例えば、インドのタタという自動車があるのをご存知でしょうか?

30万円以下という安い強烈な値段設定です。魅力的な値段です。

でも皆さん マイカーにしたいですか?

 

聞いたところによると、エアーバックなどありません。サイドミラーもないそうです。どうでしょう?そういう車に乗りたいでしょうか?また、車を作るためには人が必要です。

インドでは人件費がかなり安いそうです。それで先ほどの強烈な車の値段となるそうです。

 

インプラントの値段も、材質的なものを考慮せず、必要なものを省いて、しかも働いてもらうスタッフの人件費を削ったら安くなるかもしれません。でもそんな歯科医院でインプラントしたいでしょうか?

 

インプラント本体の値段。インプラントオペ室のための設備投資、使い捨てのあらかじめ滅菌処理されたオペ着や細かい器具、すべて滅菌消毒が済んだ手術道具、1回使用したら捨てる器具、また、歯肉を整えるための仮歯、インプラントにつける土台、上の差し歯など、その都度コストを考えたら安い金額ではできません。

先日、他院でインプラント治療を行った方が、転院してこられました。インプラントの歯がぽろぽろ壊れてきたと訴えられました。1年前に治療終了したと聞かされたようですが、お口を拝見したところ、実際は当院でいう仮歯が入った状態でした。仮歯はプラスティックですからだんだん脆くなって壊れてきます。

驚くべきことですが、医院ごとで、基準が全く違うということもご理解ください。

 

インプラントの費用で、安いというだけで、選択の基準にする方は、何故安いのかを良く考えてみてください。それなりの理由がないと安くはできません。薄利多売という手法は医療ではできないのです。

 

人それぞれ、考え方が違いますので、これ以上は 自己責任でお願いします。

2014 ICOI 東京大会に参加してます

私は今、ICOI 第31回世界大会に参加しています。今年は世界大会とアジア太平洋地区の大会が同時に行われることにより、参加者はアメリカ、ドイツ、スペインなど欧米や、アジアから数多くの歯科医師が参加しています。

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昨日はプレコングレスでしたが、事前登録だけで千数百名を数えているだけあって、実際、会場では席に座りきれないほどの盛況でした。

 

1日目の主な演者は、Dennis Tarnow、Craig M Misch、Sang Choon Cho、David Holmes、Teruaki Homma の各先生方で、それはそれは素晴らしいものでした。

特にインプラント医学の未来について、各演者が話されたことは実に興味深く、これからの再生療法を含めて明るい未来が待っていると信じさせるに十分なものでした。

あと2日間ありますが、非常に楽しみです。

2013 ICOI 日本学術大会に参加しています

2013.7.21
こんにちは 長崎県諫早市の ふじた歯科 院長の藤田です

今東京にいます。2013年ICOI 日本学術大会というインプラント学会(7月19日〜21日)に参加しているのです。昨年に引き続いての参加ですが、今年は会場を東京国際フォーラムに移しての開催です。参加人数も多く、しかも関連業者の出展ブースも広くかなり熱気を帯びていましたね。

20日はDr.Jon B. Suzuki の免疫学の話と、Dr. Thomas Han の審美性を要求される前歯部インプラント治療における適切なインプラント外科アプローチの選択プロトコルのお話でした。非常に参考になるお話でした。

重度歯周病の患者さんは、歯牙周囲の骨が高度に吸収していて場合が多く。抜歯後治癒を待ってインプラントを埋入しようと思っても思いのほか骨が無く審美的な問題を抱えてしまうことが多いです。予知性の高い審美的な結果を得るためにはどうしたらよいか?

そのために必要な外科的戦略の重要なステップについての話は非常に興味深かったですね。

私が行っている、抜歯即時インプラントも症例を選ぶと重要な戦略の一つということを再認識することが出来ました。

今日21日は、Dr. Alvaro Ordonesと Dr. Ady Palti の講演があり、楽しみです。

訪問歯科診療とインプラント

インプラントと訪問診療

ふじた歯科では訪問診療も行ってはいますが、それほど多くはありません。これは比較的若い患者さんが多いので、あまり要請がない理由からです。でも実績としては年間数人くらいの訪問診療はしています。


基本的に患者さんからの要請があれば、ふじた歯科では当然訪問診療に伺います。訪問診療の必要のある方は連絡していただければと思います。

ところで日本訪問歯科協会によると、訪問診療の現場で、かつてインプラントの治療を受けた患者さんが増え始めているようです。

そのため訪問診療をされる歯科医師たちから、「インプラントの入っている患者さんが増えているが私たちが訪問診療でできることは何か?」、「最新のインプラント治療について知りたい」という声が増えているそうです。

なぜなら訪問歯科治療に行って、お口の中にインプラントがあった場合どう対処していいのか判断に迷うことに遭遇するからだそうです。そのため、インプラントの知識を増やすよう努力しているのでしょうね。

 

インプラント治療が普及してからずいぶん経過しておりますので、高齢化社会を迎えてインプラントを入れた患者さんが歯科医院に通院できなくなって、訪問診療を受ける場面はこれから多くなっていくと思います。

 

私たちインプラントを専門にする歯科医師も、訪問歯科治療を専門にする歯科医師も、より知識を深めてお互いに連携を取りながら必要とされる医療を提供できるように努力しないといけないと感じています。

 

義歯とインプラント

義歯とインプラント

 

不幸にして歯を失くしてしまって、その修復治療として義歯をつくった患者さんたちのお話を聞くと、満足されている方はほとんどいません。その時に訴えられることは、
1、動いて安定しない
2、歯茎に当たって痛い。
3、よくかめない
といったところでしょうか。

 

原因としましては、1は義歯を支えるものがない。2は噛むと義歯が動いてこすれる。また沈んで歯茎に当たって痛くなる。3は、義歯の噛む力は本来の歯に比べ30パーセントである弱ことに起因します。
このように、義歯に関して不満を言われ、すぐに使わなくなる方が多いようです。

でも、冷静に考えていただきたいことがあります。
義手、義足、義眼という言葉をご存知でしょうか?確かにつけてはいますが、本来の生来持っていた手、足、目とは違いますよね。入れ歯も同じなのです。

 

義歯は義手や義足と同じものと思っていただきたいです。義手も義足も精巧につくられますが、どうしても自分本来のものではありません。

ですから、義歯をつくったとしても自分の歯と同様に噛むことは不可能なのです。噛む力は自分の歯に比べ、3分の一から4分の一に落ちます。


また、総入れ歯は歯茎の上に乗せているだけ、部分入れ歯は残った歯にバネでかけているだけです。そのため、すぐに動いてしまいます。ですから、本来の自分の歯に比べると、使用感は落ちるもの。
義手義足と同様にしばらくはリハビリが必要なものということを認識することが大事です。

 

義歯を入れた日から、自分の歯と同様に使えるものと勘違いしている方が多いので、これは事実としてお知らせしておきます。

 

ここで、いくつかの義歯の不調の原因である、『義歯が動き、こすれて痛い』ということに対して、インプラントを用いて解決を見る方法があるのです。これはインプラントと義歯を合体させたものがあります。インプラントに上に義歯を乗せるのです。


インプラントを入れた後で、そのインプラントを支えにして、外れないように工夫するのです。
そうすれば、義歯が動かないので、こすれないので痛みが減る。また、インプラントの支えがあるので、噛む力が倍増します。いわゆるハイブリッド義歯ですね。

マイクロスコープとインプラント

7月22日(日)は、このたび9月に導入予定のマイクロスコープのためのセミナーに参加してきました。
名古屋で開催されたセミナーです。


講師の橋爪先生はマイクロスコープのスペシャリストで東京で、根管治療専門医として開業されています。
アメリカでは分業化され、根管治療専門として開業するのも珍しくないのですが、日本ではほとんどいません。


何故かというと、欧米では根管治療の重要性が認識され、報酬も1本の歯に関して10万円位するのですが、日本では保険で治療すると最も複雑で大変な大臼歯でも1万円もしません。


ですから日本では一般的には根管治療専門では経営が成り立た無いのです。 
必然的に根管治療専門医として橋爪先生は、根管治療を自費治療として実施されています。
いろいろな考え方がありますが、本当に良質な治療を希望されるのであれば、自費治療としてせざるを得ないと私も考えています。

 

ところで、マイクロスコープ 、本当によく見えます。肉眼では見えないものが、3倍、5倍、8倍、11倍と拡大するにつれ良く見えてきます。21倍まで見ると何と、根尖まで見えるのです。これなら良質な治療が可能になります。


ただ、他にもNiTiファイルやラバーダムなど他のツールがもっと必要になりますので、より、高度なトレーニングが必要になってきます。

 

また根管治療だけではなく、虫歯の充填処置や、補綴処置、ひいてはインプラント治療にも使用範囲を広げると益々、精度の優れた治療ができそうです。


いままで、2倍から3倍の拡大鏡を使用して治療を行ってきましたが、それはそれで使い勝手が良いのですが無限の可能性をマイクロスコープにが感じています。

 

7月はすでに2回東京出張があり、休みなく今回の名古屋出張で少々ばてておりますがよりよい治療に向けて、新たな意欲がわいてきたことに感謝をしております。講師の橋爪先生 ありがとうございました。

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最近のインプラントに関する報道について

6月25日の各種新聞によりますと、インプラントの治療で6割の歯科医師が何らかのトラブルを経験していることが分かりました。

これは日本歯科医学会の全国調査で分かったことです。全国の1000人の歯科医師に調査票を送り423人の回答からデータをとったものだそうです。

報道によりますと、治療に取り組んでいる歯科医師289人のうち、約6割が何らかのトラブルを経験していたそうです。

どういう内容かと言いますと、上部構造物(クラウン)の破損が67.5%。インプラント周囲炎が55.4%。などです。

また、4人に1人の割合で、神経に関するトラブル、出血に関するトラブルを経験していたそうです。

これはインプラントの失敗というわけではありませんので誤解なさらないようにしてください。

また他にも、手術室で手術するか否か?また手術前の患者さんの血液検査など内容に医療機関毎にばらつきがあることが分かりました。

また、この報道と時を同じくしてNHKの放送で、厚生労働省の研究班が調べた調査でも次の様な事が分かっています。

歯科医師1000人を対象に行った調査で289人の回答によるそうです。

先の報道も289人の回答と言ってましたので、日本歯科医学会と厚生労働省の合同調査かもしれません。

それによりますと、治療を始める前に、骨の厚さや神経の位置などを確認するCT検査を患者全員に行っている歯科医師は57%。糖尿病など治療の障害となる持病を把握するための血液検査や尿検査の値を確認している歯科医師は23%にとどまり、事前の検査を十分に行っていない事が明らかになっています。

 

インプラント学会はいくつか存在します。ですが歯周病治療の様なガイドライインはありません。
インプラント治療の利点や欠点など大分周知されていると思いますが、患者さんのためにも、インプラント治療のガイドライインが必要と判断されています。


最近インプラントに関するネガティブキャンペーンとも思えるようなTV番組や、報道が目立つようになりました。


これは、全国的に色々なトラブルが起こっているからだと思います。数年前に東京でインプラントの死亡事故があったことも事実です。

 

長崎インプラント研究所や諫早インプラント相談室を監修するふじた歯科にも、、他院でインプラントをし、
結果として満足な結果が得られない患者さんが、どうにかしてほしいと数多く来院されます。


その症例を見ると、事前にCT検査をして、CTシュミレーションなどの精密な治療計画を立てて実行していれば違った結果になったのにと思えるものばかりです。

治療を受ける患者さんも、インプラント治療はやはり特殊な治療で、どの歯科医院でやっても同じではありません。


ましてや一度治療をすると簡単にやり代えができず、後々まで影響がある治療であることを認識する必要があります。

 

患者さんにとって、インプラント治療はこれからの人生をいかに楽しむことができるかどうかを左右する治療とも言えます。


その重要な治療を選択するにあたり、自らが納得できる治療計画を立案することは非常に重要だと言えます。

 

インプラントをした後、きちんとメンテナンスをやってもらえるのか?残っている自分の歯を守るためにどうしたらいいのか?


良く説明を受けて、納得することが大切です。

 


 

インプラントがなぜ噛めるのか

 こんにちは、長崎県のふじた歯科です。今回のお話は、「なぜ、インプラントが噛めるのか」ということについてです。

 

 インプラントとは、簡単に言うと、顎の骨に歯根の代わりとなるインプラント体(フィクスチャー)を埋め込む治療です。しかし、骨の中にインプラント体が埋め込まれた時点では噛めるようになりません。

 人間の噛む力というのは、かなりの強さです。前歯や奥歯でことなりますが、強い歯では60s以上です。男性の握力が50s、女性では30s程度なので、それに比べると噛む力(顎の力)というのは、非常に強いことが分かると思います。

 では、なぜインプラントが噛めるかというと、顎の骨とインプラント体との間に、オッセオインテグレーションが起きるからです。オッセオインテグレーションとは、チタンからなるインプラント体と、骨とが光学顕微鏡のレベルで直線的に一体化した状態のことを言います。簡単に言うと、インプラントと骨が密接に結合するのです。この性質により、インプラントは噛む力に耐えることができます。

 ただし、インプラントを骨に埋めた直後は、まだオッセオインテグレーションは確立していません。インプラント治療に際して、一次オペと二次オペの間に期間を空ける(「インプラント治療の流れ」へ)のは、このオッセオインテグレーションを待っているからです。

 噛むという行為は、ただ食事ができるというだけでなく、運動能力や脳の血流増加など、全身への影響も非常に大きいものです。もし、現在歯がなく噛む力の弱い人は、しっかり噛める口元を回復しましょう。

 

 

ご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ふじた歯科:TEL0957-43-2212

暫間(ざんかん)インプラント

みなさまこんにちは、長崎県のふじた歯科です。

 

 暫間(ざんかん)インプラントという方法をご存知でしょうか?
読んで字のごとくしばらくの間使用するインプラントです。
ここでは便宜的に、最終的に機能させるインプラントを主インプラントと表現します。

 インプラント治療において、主インプラントを埋めてすぐに歯を作れるわけではありません。主インプラントが骨にくっつく(専門的にはオステオインテグレーションと呼びます)までの期間を待たなければいけません。早くても3ヶ月間は主インプラントには負担をかけずにそっと骨の中に埋めておきたいのです。
 ですからもともと総入れ歯だった人や、歯の本数が少ない人はそのままの状態がオペ後もしばらく続くのです。

 ただここで気にかかるのが患者様のQOLです。QOLとはquality of lifeの略で日本語では『生活の質』という意味合いです。個人的には患者のQOLを向上させることがより良い治療だと思います。
QOLを早く向上させるために使うのが暫間インプラントです。

 骨と主インプラントがくっつく間に、暫間インプラントに働いてもらいます。具体的には暫間インプラントの上に仮歯をつけて噛めるようにします。これにより総入れ歯だった人でもインプラント治療後早い時期に固定式の歯(仮の歯ですが)を手に入れることができます。

 なぜ主インプラントはすぐに噛ませてはいけないのに、暫間インプラントでは可能かというと、暫間インプラントは役目を終えたら、つまり主インプラントが骨とくっついたら、抜きとってしまうものだからです。


 当院でももちろん全部の症例というわけではありませんが、患者様の状況や希望に合せ暫間インプラントを用いた治療も行なっています。

 

 

 

ご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ふじた歯科:TEL0957-43-2212

安心なインプラント治療を受けるためには

 みなさまこんにちは、ふじた歯科です。

 今回は、最近ニュースなどで取り上げられている、インプラントの事故に関連して、安全なインプラント治療を受けるためのポイントをご紹介したいと思います。

1.診査・診断をきちんと行う医院

 術前にしっかりと検査して、治療計画を立てる医院。インプラント予定の部分以外にも、残っている歯や噛み合わせなど、お口の中全体を把握して方針を決める医院が良いでしょう。

 

2.インフォームドコンセントと取り入れる医院

 歯科医師が独断で治療方針を決めるのではなく、患者さまと話し合い、納得して頂いた上で治療を進める医院。そのために、患者さま自身にもお口の中の現状を理解して頂く必要があります。理解して頂き、納得するまで何度でも説明をしているかどうかがポイントです。

 

3.術前のシミュレーションをしっかりする医院

 専用のシミュレーションソフトや模型を使い、術前のシミュレーションをしっかり行う医院。通常のレントゲン写真では、骨の厚みや神経、血管との正確な位置が分かりません。三次元で把握できるCT完備をしていることがより良い医院選びのポイントになります。

 

4.衛生管理

 インプラント治療は、外科的な処置です。術中の感染には細心の注意を払わなければなりません。器具の滅菌などを徹底して行っているかどうかが重要なポイントになります。

 

5.メンテナンス

 治療終了後も、きちんとメンテナンスを行っている医院が、責任感のある良い医院です。無事にインプラントが入ったとしても、きちんと管理をしなければ長持ちしません。術後のメンテナンスをしっかり説明し、行っているかが、医院選びのポイントとなります。

 

 以上が、当院の考える、安全なインプラント治療を行うためのポイントです。良く考えて医院選びをすることで、あなたに合った最適なインプラント治療を受けることができると考えます。

 ご質問は、お気軽にお尋ねください。

 

ふじた歯科

TEL:0957-43-2212

 

 

インプラントの費用について

インプラント費用について

最近インプラントの患者さんが増えてきて、ほぼ毎日インプラント治療を行っています。

インプラントの相談に来られる方も多く、相談の中では、インプラントができるのかどうか?、安全なのか?どのくらいの費用でできるのか?という疑問が多いようです。


その中でも、最も患者さんにとって気になるのが、インプラントの費用の様です。

当院のインプラント希望の患者さんは、当院でインプラントをされた方からの紹介を受けてから来院される方と、ホームページを見られて来院される方と約半々です。

既存の患者さんからの紹介患者さんは治療費のことも聞いてこられるので、あまり治療費のことを問題にされませんが、ホームページを見てこられる患者さんはどのくらいかかるのか気にされるようです。

インプラント治療は保険診療ではありません。いわゆる自費診療ですので、各歯科医院によって値段は違います。ですから、各医院によって全く違います。地域によっても違うようです。

よく聞かれるのが格安インプラントをうたい文句に患者さんを集めている医院のことです。ホームページで最低料金この値段からと書いてあり、安いので来院して診察してもらったら、高額な見積もり金額に驚いたという話も聞くことがあります。
インプラントは非常に繊細で技術を要する治療ですので、薄利多売を適用するような治療ではありません。

世の中にはいろいろなも物があります。例えばおにぎりが一つ5円だったらどう考えますか?

何か特別な理由が無いとあり得ない値段です。普通はコンビニでも120円から180円位するでしょう。

何か怪しいと思いますね。このように「物には相場」があると私は思っています。

 

安ければいいいのかというと、そうではありません。インプラント治療の際には値段だけではないところが多いのです。

インプラントは安いが、他の治療が高いとか、メンテナンス料金が異常に高いとか、保障が無いとか。色々考えられます。


インプラントは、まず手術を受けるのに良く理解し、安心、安全にインプラント治療を受け、長期間使用することができ、なおかつ審美性に優れていなければいけません。

 

ですから、よく考えて納得してインプラント治療を受けてほしいのです。


当院は、平均で1本インプラントを入れて、上の歯まで作って約30万円(税抜き)です。
特別安くもなければ高くもありません。適正価格だと思います。


ホームページでの価格設定は分かりにくいと思います。何故なら、インプラント本体部分と、歯ぐきから出ている差し歯部分の2つに分けて値段設定している場合と、インプラントは3層構造になっていますので、その3つ別々に値段がついている場合があるからです。

 

他にCT撮影料が別途かかるかもしれません。当院ではCT料金は無料です。

骨のボリュームが少ない時には、骨造成と言われる処置をおこなう必要があり、別費用がかかります。

その時に人工骨を使用したり、いま最も良いと言われるCGFなどを使用すれば別途治療費がかかります。

仮の歯や仮の入れ歯が必要になる場合もあります。インプラントは治療期間が長いので、その間にできるだけ仮の歯や、仮の入れ歯をしていただこうと考えています。でも、これも別途費用がかかります。ですから全く余計な治療をしなくてもよい場合と、色々なことを考え実施する場合は合計金額が違います。

 

ですから、治療期間はどのくらいかかり、手術のリスクは何があるのか、どんな骨補てん剤をしようするのかなど患者様が知っておかなければならないことがあります。症例によって全く治療費が変わってくることもあります。

 

インプラント治療の相談をして、見積もりを立ててもらうこといは、ほとんどの歯科医院では、無料の所が多いと思います。できるだけ相談したほうが良いですよ。

インプラント治療をすることによって、より良いお口の状況を作り、美味しく食事ができるようになって、満足なQOLの高い人生を送るために。


よくよく考えて、納得してインプラント治療を受けましょう。

 

インプラントの相談はこちらから

インプラント治療を行った方のよろこびの声インプラント治療実例のご紹介

 

ふじた歯科  

長崎県諫早市多良見町中里129−14 
■診療時間 9:30 〜 18:30 休診/日・祝日・木曜午後 
■予約受付 メール相談フォーム、又はお電話(0957−43−2212)にてお申し込みください。

 

虫歯菌が脳出血のリスクを4倍に高める

 『虫歯菌が脳出血リスク4倍』というかなりショッキングな内容が発表されました。

歯周病菌が、高血圧や糖尿病、リウマチなどに悪影響を及ぼすことはかねてから言われていましたが、虫歯菌で脳出血のリスクが高くなることは意外なことと私も驚いています。

歯を失くす原因の一つに虫歯があります。歯周病が歯を失くす一番の原因ですが、虫歯で抜歯する方も相変わらず多いです。成人の7割は虫歯菌を保有しているというデータがあります。歯を失くせば、必然的に義歯や、ブリッジや、インプラントの補綴(歯を作る処置のこと)をしないといけなくなりますので、なるべく虫歯も避けたいものです。

以下、記事から内容をまとめます。

 

『虫歯菌が脳出血リスク4倍』。これは、浜松医科大の梅村和夫教授、外村和也特任助教、聖隷浜松病院の田中篤太郎脳神経外科部長らのグループが2011年9月27日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表したものです。

 

成人の7%ほどが保菌者とみられる特定の虫歯菌が、脳出血のリスクを約4倍高めるということです。、このタイプの菌は「Cnm陽性う蝕(しょく)原因菌」と呼ばれ、保菌者の口から、抜歯や歯磨きを介して血液中に入ります。

研究では、このタイプの菌と普通の虫歯菌を、脳出血を起こしたマウスに投与。違いを調べ、細菌表面にあるコラーゲン結合タンパクが、出血を悪化させている可能性が高いことを突き止めたとのこと。

 

 このタンパクが血管内皮の裏にあるコラーゲン層に結合すると、層を溶かす酵素が活性化するほか、血を止める血小板の凝集を妨げることも分かった。

ただし、対策も考えてあるそうで、Cnm陽性う蝕(しょく)原因菌は菌表面に特殊なタンパクがあり、これを標的にした予防薬開発につながる可能性があるとのことです。

 

梅村教授は「口腔内を衛生的に保っていれば、脳出血患者の再発予防に役立つ可能性がある。虫歯菌は母親から子に移る(垂直感染)ので、保菌者かどうかが分かれば、移さない予防策をとることも可能になる」と話している。この菌の検出キットも開発中だそうで、予防薬とともに早く完成してほしいものです。

                ふじた歯科 院長 藤田浩一

 

 

 

インプラントの目的

今日はインプラントの目的について考えてみましょう

一般的に患者様にお話しするインプラントの目的や利点に関しては

1、良く咬める(入れ歯では十分に咬めない)
2、他の歯がだめにならない(ブリッジなどは歯に負担をかけ、しかも削る)
3、見た目が自然である(歯がないとかっこが悪い、入れ歯のバネが恥ずかしい)
4、手入れの煩わしさがない(入れ歯のように着脱がない、手入れも自分の歯と同じ)

というように多岐にわたります。


でも、本当に一番重要な目的は、

患者さんの健康長寿を目指し、QOLを高めて満足ある日常生活を送っていただくことにあります

 

ふじた歯科は諫早市で開院した20数年前から『歯は健康の窓口』というキャッチフレーズで歯の健康を保ち、ひいては全身の健康つくりをしましょうと訴えてきました。

ここで、林揚春先生たちが唱えている「欠損ドミノ」という概念があります。

これは脳血管障害、高齢による衰弱、転倒、骨折ばど寝たきりになる原因の1つに歯科が関係しているということです。

つまり入れ歯や歯の抜歯により「しっかり咬めない」「よく咬まない」ことが肥満からくる脳血管疾患、低栄養による衰弱、バランスを崩した結果の骨折、そして認知症などに繋が、ドミノ倒しのように連鎖反応になり、病気につながる一因となるということです。

現在平均寿命と健康寿命の差が6年位あるそうです。つまり、人の手を借りて長い時間(平均6.4年)介護生活を過ごしているのが日本の現状です。

 

しっか咬むことによって、健康で長生きしましょう。これがインプラント治療の究極の目的なのです。


ふじた歯科に関係する皆さんに健康で長生きしていただきたいと思っています。

 

再生した「本物の歯」で入れ歯

おはようございます。長崎県諫早市の ふじた歯科 藤田です。
今日はインプラントをしている歯科医師にとって興味あるニュースが飛び込んできました

まだ実験レベルでの話で、しかもマウスでの実験ですから、実際に人間で応用できるかどうか、いつ頃に可能になるかなどは、まだまったく予想がつきませんが、夢の再生療法の第一歩と言えるのではないでしょうか?

今現在。不幸にして歯を失くした場合、義歯かブリッジかインプラントしかありません。
本物の歯の代わりとして、インプラントが多くの方に受け入れられ、再び咬む喜びを甘受されています。

夢の再生療法としては、患者さん本来の歯牙細胞を培養し、歯を作り、それを移植することです。色々な研究がなされておりますので、いつかは可能なことと私も思います。
なんとか私が現役の歯科医師でいるときに実現してほしいですね。



以下、7月13日の時事通信からの記事です。

――― 高齢化や事故で歯を失った人が、「本物の歯の入れ歯」の移植を受け、自分の歯が再生する―。夢の治療の実現を期待させる基礎技術が、東京理科大と東北大、東京医科歯科大の研究チームによってマウスで初めて開発され、12日付の米オンライン科学誌プロス・ワンに発表された。

 東京理科大の大島正充助教や辻孝教授らは、マウス胎児から歯のもとの細胞を採取し、歯の原型「歯胚(しはい)」の段階まで培養。プラスチックの型枠に4、5本並べて入れ、腎臓皮膜下に一時的に移植した。

 2カ月弱かけて大きさがそろい、エナメル質や象牙質、歯髄、歯根膜を備えて歯槽骨でつながった「再生歯ユニット」に成長させてから型枠を外し、歯を抜いた跡に移植した。1本移植した場合の詳細分析では、顎の骨と結合し、歯髄に血管や神経もでき、餌をかみこなせることが確認された。

 人間の場合は、歯のもとの細胞をどのように準備し、体内や試験管内でユニットまで成長させるかが課題。移植に伴う免疫拒絶反応を避けるには患者自身の細胞が望ましく、少年なら親知らずの歯胚、大人なら皮膚細胞に遺伝子群を導入して作る万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を利用できる可能性がある。 ―――

ピエゾサージェリー inソウル を受講してきました。

7月の2,3日とソウルでのピエゾサージェリーハンズオンコースを受講してきました。
ソン先生とブログ用.jpg


講師のソン先生は、ピエゾサージェリーの世界の第一人者で世界各国でセミナーを開催されています。

インプラント治療において、安全確実に行うためにはピエゾデバイスの利用は不可欠の存在です。また、この基礎、概念の理解は絶対に必要で、技術の習得が成功のポイントになります。

今回の実習は土曜日は昼の2時半から夜の11時まで、翌日は朝9時半から夜の6時までという長時間の講義と実習です。これだけハードで密度の濃いセミナーは初めてです。
でもすごい充実感がありました。

ふじた歯科では、今までもメクトロン社の機械ピエゾサージェリーを所有していました。今回のセミナーで色々な使用法があることを再認識しました。

いやー、目からうろこの内容で、なおかつ技術の進歩が著しく、今回の受講は近年にない収穫のあるものとなりました。

また、外科的な治癒を促進させるフィブリンゲル(CGF)の概念と実習がありました。フィブリンゲルとは、これは添加物を一切含まない、完全な自己血液由来の物質です。

これまで、インプラント治療において、患者さんの骨が足りない時、生物由来や無機質の補てん物(人工骨)などを使用しないといけない場面が多数ありましたが、これで完全に患者さん独自の物質を使えることになります。


もう少ししたら当院でも施術できるようになりますのでご期待ください。


 

にっぽん子育て応援団に参加しています

長崎県諫早市の ふじた歯科  院長の藤田です。

当院はにっぽん子育て応援団に参加しています。

日本子育て応援団とは子どもと子育て家庭の声を聞き、共に活動をしながら、取り組むべき政策の実現のために必要な財源の確保について、 世代や党派を超えた合意をとっていくことを目的とした活動をしている団体です。子ども時代の幸せがその後の生涯や社会に影響を与えるとの認識から、 子どもと家族を社会一丸となって応援する温かい社会づくりを目指しています。

 

私藤田も、日本の子供たちが安心して生活できるように、また将来に希望が持てるように 一歯科医師として、また2児の子の親としても、子育て応援団を応援しています。

ソケットリフトとインプラント

長崎県 諫早市の ふじた歯科  院長の 藤田です、 

最近 ソケットリフトを併用するインプラントオペが多くなってきました。

昨日、一昨日も同様なオペが続きました。

 

ここでソケットリフトについて説明しましょう。

 

これは上あごの奥歯の骨が薄く、インプラントをするには骨が足りないので、そのままではインプラントができないような症例に、骨を作ることによってインプラントを可能にする方法です。

 

上あごの奥歯の根の上に上顎洞(サイナス)といわれる空洞があります。そのスペースに人工骨や自分の骨を移植することにより、骨を増量しインプラント埋入を可能にしようという治療なんですね。

 

この治療を行うことができるかできないでかで、適用範囲が大きく違ってきます。

つまり、「骨がないからインプラントができません」 というようなことがなくなるのです。

 

ですから今まで骨がないからあきらめていた患者さんも、実はインプラントが可能な場合が多いのです。

 

このソケットリフトを行える歯科医師は少ないのですが、この処置に慣れた歯科医師が行えば決して難しく危険な手術ではありません。しかも慣れた歯科医師がおこなうとそれほど時間もかかりませんし、後述するサイナスリフトのように大きく腫れたりしません。

 

ですから、ソケットリフトのテクニックを持たない歯科医院でインプラント治療を依頼するのは避けた方がいいのではないでしょうか?

 

ただ、ソケットリフトは歯槽骨の頂上からアプローチしていきますが、鼻の横の上顎洞の側面から骨を開けていくサイナスリフトというテクニックもあります。でもサイナスリフトを施術すると5日間は大きく腫れます。それに痛みます。

同じ効果を得るのなら、腫れないで痛みの少ない方法を選択する方が良いと思いませんか?

 

私は、『もし自分が患者さんの立場だったらどうして欲しいかを』まず、考えて、自分がしてほしい治療法を患者さんにも提案します。

そういう意味では、ソケットリフトを併用したインプラント治療がますますこれからも増え続けていくと確信しています。

 

TOOTH FAIRYプロジェクトに参加しています

長崎県諫早市の歯科医院 ふじた歯科の院長藤田です。

ふじた歯科では、TOOTH FAIRYプロジェクトに参加しています。

このプロジェクトは日本財団と日本歯科医師会が行う社会貢献プロジェクトです。

私たちは日常の歯科治療で、不適合な補綴物(さし歯や冠)をはずすことがあります。

その歯科治療により不要となった金属(金・銀・パラジウム等)を寄付するプロジェクトなのです。

この資金は、100%「学校建設プログラム」と「小児がんプログラム」に活用しされるそうです。

我々歯科スタッフが、歯科医療に携わっているからこそできるプロジェクトなのです。

少しでも社会貢献ができる。 うれしいことですね。

インプラントの使いまわし事件について

インプラント使いまわし事件について。

今回のインプラント使いまわし事件に関してですが、最初聞いた時は耳を疑いました。

インプラントを使いまわすということが、想像を絶することだからです。まず普通の歯科医師は脱離したインプラントを再利用することすら考えない。何故なら消毒滅菌しているガーゼにインプラント表面が当たった時でさえ廃棄を考えるくらいだからです。

普通、虫歯治療で使う小さな器具でさえ毎回滅菌し、また使い捨て材料を使用するのに、インプラント本体は患者さんの顎の骨に入れる材料です。事もあろうにその重要なものを再利用していたなんて、人間のモラルにかかわることであり、医学を学んだ歯科医師が行った事実は許されない事です。異常としか言いようがないです。

報道によると当該歯科医師はインプラントを他院よりも安く提供していたようです。
スタッフのゴム手袋の交換にもなるべく節約するよう(トイレに行った時でさえ洗えばよい、交換するなと言っていたそうです)いちいち干渉し、また、その歯科医師自身も同じ手袋で多くの患者に接するなどという行動に出て、なるべくコストを削減していたようです。これも異常です。

最近インターネットなどで格安インプラントをうたった宣伝が多くなってきましたが、格安でするためには何かを犠牲にしないといけません。この医院は常識と安全を犠牲にしたようですね。

このニュースをセンセーショナルに繰り返し伝える報道により、インプラント治療のイメージダウンが心配されます。この事件はとにかく異常な事件であって、普通ではありえない事ですのでその所は落ち着いてください。


治療技術も清潔面も一生懸命努力している一般の歯科医院は安全ですので安心してください。

インプラントを考えるなら長崎県諫早市のふじた歯科